得意業務を見つけた!
「迎春」とは言いますが、ほんとうに寒いのは1月(1月20日は大寒)そして2月です。雪も大体この頃に降りますから、どうぞお気をつけてお過ごしください。日本海側は積雪3m!という地域もあるとのこと。
さて、12月にある修了生と面会しました。
彼は抜群の英語力所持者。そこでその語学力を活かして、外国の弁護士事務所を回ったそうです。
日本人が関係する相続の相談、依頼があれば、それを紹介してほしい、という旨を伝えたとのこと。相手もそのような業務が来れば連絡しよう、ということになりました。
もちろん、紹介料は支払うことになります。
アメリカは当然のことながらオーストラリア、東南アジア、さらにはヨーロッパ(主にフランス)へも範囲を広げたそうです。
約1年の時間と300万円の経費!これだけでも大変な投資です。しかし、1件の依頼も連絡もありませんでした。
普通ならばこれはダメだ、見込みがないと判断してやめてしまうでしょう。彼の優れた点はここからです。それならば、と彼は考えました。
日本で暮らしている外国人、海外で生活している日本人。
彼らを業務対象としてはどうか。そう切り替えたのです。
すると、ぽつぽつながら問い合わせがあり、その中には依頼に結びつくものがありました。インターネットによる宣伝が成果を生みました。
めでたし、めでたしです。今後もこの分野にしぼって活動されることを期待しています。外国めぐりもムダではなかった!やってみなけりゃわからない。
実は彼と面談する少し前に、韓国語に精通している合格者(2名)と面談しました。これまでの経過もおたずねし希望も伺いました。お二人ともやはり相続を要望されました。
そこで私は日本在住の韓国人の方の相続のみを業務としてはどうか、と提案しました。今後、どのような展開になるかはわかりません。
しかしながら、外国語に詳しい方ならばこのような方向性で十分業務として成り立つのではないか、と推測します。
何事もそうですが、自分の得意分野を活かすことが成功の第一条件。ぜひ、皆さんも検討してください。走攻守すべてそろっているので迷ってしまう、という方はどうぞおいでになって相談してください。
事務所と裁判所で約5千名の方と面談した経験を私は持っています。ヘタな占い師よりは進むべき方向を指し示すことができます。
…ということはこれが私の特技かも?
塾長 黒 田 広 史