名刺の活用法について

名刺については講義でも説明しています。今日は補足としてお話します。

1.何と言っても電話番号を大きく!
私ども相続業務の対象者は中年以上。遺言は高齢者が大半です。こちらの名刺の電話番号が小さくては相手にとって負担です。

2.携帯電話の掲載も効果的
今では固定電話よりも携帯電話の時代となりました。いつも事務所にいるとは限りません。どこにいてもつながる携帯電話も効果的です。
 私は名刺だけでなく、封筒、ハガキ、チラシもすべて携帯番号に統一しました。

3.写真はにっこりと
名刺に写真をのせるのもおすすめ。
ただし、運転免許証のように正面向きの、まじめ顔のものはあまり好感は持たれないでしょう。
 やや斜めから撮って、しかもにっこり系がおすすめです。この点女性は化粧や服装でかなり華やかに演出できます。
男性はどうしても黒系のスーツ、地味なネクタイとなってしまいます。せめてネクタイを明るい色や柄にしてはいかがでしょうか。
 にっこり系の写真は、できれば写真店で撮ることがおすすめです。

4.名刺はいつも持ち歩く
業務外でも持参することがおすすめです。
たとえば飲食店や買い物のときも持ち歩いてください。どのようなときに役立つかわかりません。
 先日も傘を忘れて翌日、そのお店へ行きました。残念ながら私の傘はなく、よく似たものがあるだけでした。まちがって持っていかれたようです。
 しかし店員さんが、もし出てきたときは電話します、と言ってくれました。名刺を持っていたので渡しました。
すると、このようなお仕事ですか、とちょっと驚かれました。私の名刺は「行政書士黒田広史事務所」ではなく「相続まちかど相談室」です。電話も「黒田です」ではなく「相談室、黒田です」、と対応しています。
 また氏名の上に「黒田官兵衛子孫」と入れてあります。こんなこともちょっとした会話のきっかけになります。
 名刺は最大の営業マン、目立つ工夫と常に持ち歩くことが重要です。
 開業時は1年で1000枚の名刺を配ることを目標にしてください。


2023/09/19

 今年は夏祭が開かれた町内会も多かったのではないで ...>>続きを読む



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