明日から開業できる自信を手に入れました。 (50代男性)
10年ほど前に行政書士試験に合格し、未登録の者です。
現在の仕事を続けながら「いつかは開業」とその日の準備のために、関連する資格を取得したり、行政書士開業本や遺言・相続分野に関する書籍、それぞれ10万円以上は読み漁りました。元来、石橋を叩いて渡る性分なのです。
その結果感じたのは、市販されている相続関連の本も特別なものを除けば、ほぼ似たり寄ったりということ。なるほど、黒田先生ご紹介の本を1冊熟読すればそれで十分かも、ということでした。(ずいぶんと回り道をしましたが、新たな本が出るたびにあれが足りないこれも足りないと参考書は目移りがしてしまうものです。)
とりあえず、遺言・相続に関するひととおりの勉強はしました。
勉強はしましたが、所詮は「畳の上の水練」です。簡単には開業に踏み切れません。実際に依頼者とどんなやりとりをして、どんな流れになって、最終的にお金はどんなふうにしていただくのか。業際に関する注意点はどんなことがあるのか。これらの「企業秘密」はまったくもって市販本には書いてないことなのです。(行政書士の書かれた遺言・相続本にもその辺は詳しくはふれてないですね)
実地の訓練を疑似体験できる場はいろいろ探してみましたが、黒田塾以外にはまずないのではないかと感じました。開業してみたら違っていたでは臆病者にはチャレンジできません。ですから、前に進むにしろ引き返すにしろ、この世界を実際にのぞいてみないかぎり、次の段階に移れないと、受講費用の問題はありましたが思い切りました。
実際の相続事例では、市販本に書いてあるようなよどみなく流れるようなものではなく、相続人の気持ちを少しずつ我慢して引き取ってもらうようなものであること(心理描写)や、「私たちは実務家なのだから」という黒田先生が繰り返し使われる言い回しは印象に残りました。やはり、事実は小説(市販本)より奇なりのです。
結果、費用に見合うだけのもの(前に進む自信のようなもの・たぶん明日からでも開業可能)は十分学べたと思います。あとは、今まで注ぎ込んだ費用を回収していくのみです。
ありがたいお声ありがとうございます。
Oさんのように開業に慎重になってしまうということは当然です。何しろ生活や人生がかかっているわけですから。
私も同じ体験を持っています。そのときK先生が言われた「自分でしてみなければ身にはつかない」の一言で開業でした。
Oさんも書かれているように、営業や集金は実際に体験しなければ無理です。
また誰も替わってはくれません。
それらも講座では実際に使用している書式を用いて説明しています。
この点も市販されている図書にはない長所です。